工法紹介
タイル外壁の下地調整モルタルの浮き補修
タッピングビスとエポキシ樹脂で
下地調整モルタルの浮きを補修!
タイル張り外壁の浮きで、躯体コンクリートと下地調整モルタルの界面の浮きに威力を発揮します。特殊タッピングビス「ビスクランプ」を躯体コンクリートにねじ込み、接着強度の高いエポキシ樹脂で固定することでタイル外壁の落下を防止します。
特 徴
外壁タイルの剥落を
効率的にブロック!
作業の省力化 と 安全性の向上 を
実現する注入補修工法
高い安全性と徹底した省力化を追求した注入補修工法
「ビスクランプ」を独自開発
ハイ&ロー構造で抜群の緊結力を発揮。ムラの少ない安定した施工精度を保ちます。
試験項目 | 仕様 | 性能 | 試験方法 |
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コンクリート 引き抜き耐力 |
注入材あり | 3600N/本以上 | 躯体への埋め込み深さ:20mm以上 |
注入材あり | 1700N/本以上 |
接着強度に優れたエポキシ樹脂「BBボンド」を使用
JIS A 6024 に適合する高性能ポキシ系接着剤。適度な揺変性を保持し、作業性にも優れています。
試験項目 | 単位 | 性能 | JIS品質の規定(高粘度) |
---|---|---|---|
引張り強度 | N/mm² | 34.2 | 15.0以上 |
圧縮強度 | N/mm² | 55.2 | 50.0以上 |
適用条件
タイル張り外壁の躯体コンクリートと下地調整モルタルの界面の浮き補修に摘要する。
- タイル外壁の下地調整モルタル層(10~25㎜程度)の浮き補修
- 50角、45二丁、小口タイルの下地調整モルタル層(塗り厚25㎜未満)の浮き
補修方法
作業手順
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1
浮き補修範囲の確認
浮きの状況を確認し、補修範囲を決定します。
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2
穿孔
タイル目地[通し目地:4枚 馬踏み目地:3枚]に1孔間隔で下地コンクリートの中に20mm以上穿孔します。
※コンクリート用ビット 4.0mmを使用する。 -
3
座堀
座堀用コンクリートビットは、目地幅(5mm程度)以内のビットで深さ5mm程度で座堀します。
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4
孔内清掃
電動ブロアーなどで孔内をきれいに清掃します。
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5
注入
注入用エポキシ樹脂「BB ボンド」を充填した注入ポンプのノズルを注入孔に挿入し、1ケ所につき標準で約30g圧入します。
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6
タッピング
BBボンド注入後すぐにタッピングビス「ビスクランプ」を、電動ドライバーで皿頭までねじ込み、下地コンクリート層と固着させます。
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7
清掃
孔内に周辺目地セメントと同色の目地セメントを詰める。その後、清掃します。
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8
完了
仕上がりを確認し、完了。
保 証
あんしん保証サポート
レベルビスクランプ注入工法には、最長10年のタイル剥落防止保証をお約束します。工事にあたってはライセンスを取得した外壁剥落防止協会会員による責任施工ですので、安心してお任せ下さい。
※当協会員が施工した箇所のタイルが剥落し、第三者に法的な損害を与えた場合に適応されます。
※外壁剥落防止協会の正規会員による施工に対してのみ保証制度が適用されます。